岐阜県は飛山濃水といわれ、森林に恵まれ、川の水も澄み渡り多くの魚が育っています。とりわけ鮎は5月11日の解禁より多くの釣り客でにぎわう人気魚です。また、岐阜市内で行われます長良川の鵜飼は1300年の歴史を持つといわれ、5月11日から10月の15日までの開催期間中は多くの観光客を楽しませています。
そんな中、岐阜中の和菓子屋では鮎のかたちを模したお菓子が多く作られます。
夏の期間だけ作る店もあれば、年中作るお店もあります。仕上げの仕方、目ヒレの焼印の形、名前など様々ですが、カステラ生地に求肥をはさむ基本的なスタイルは変わりません。岐阜県民ならば誰でも一度は目にし、食べた事のあるお菓子であると思います。
しかしながら、そんな有名な「鮎菓子」も全国的には「岐阜銘菓」との認知度は低いように思われます。誰でも知っているご当地銘菓、たとえば京都の「八ツ橋」、広島の「紅葉饅頭」などメーカーは様々であっても県の銘菓としての認知はされています。
当協会はそんな岐阜の「鮎菓子」を全国の皆様に発信したく思い発足しました。
また、活動を通じて岐阜のよさを同時にPRして岐阜県への誘客にもつなげていきたいと思います。県民の皆様にも、もう一度地元の財産を見つめなおす機会になり、岐阜が盛り上がっていく活動をしたいと思っています。